英語力を活かして転職活動:挑戦の記録⑤

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英語力を活かして転職挑戦!現在49歳、英検1級、TOEIC830点の私が外資系エージェントとの出会いから始めた転職活動の記録。まだ成功はしていないけれど、一歩ずつ前進中。

転職を考えておられる方の励みになれば幸いです。

今回は直観に従い行動していき、すべてがタイミングよく運んでいます。

上手くいく予感があります。

直観

12月の初めに、近所のイオンに行きました。

そこで急に100均に行きたくなりました。

2階にある100均に直行し、何を見ようかなと思っていると、クリスマスコーナーに目が留まりました。

「そういえばもうすぐクリスマスだな。ようし、家にクリスマスの飾りつけをしよう」と思い立ちました。

そう決めると、いても立ってもいられません。

早速クリスマスツリーに飾るオーナメントを選び始めました。

「なんて楽しいんだろう!」

そのうちに100均では物足りなくなってきました。

近くにインテリアショップがあるのを思い出しまいた。

「あそこだったらもっと種類も豊富でクオリティーが高いものがある!」と思い、直行しました。

インテリアショップ

そのインテリアショップは素敵なお店で、私は昔からよく通っていました。

10年前の専業主婦だったころ、「この店で働きたいな」と思ったこともありました。

その時は「自分は専業主婦で何のスキルもないから雇ってもらえないわ。」と諦めていました。

あれから10年が経ち、今の自分には会計や英語の知識がある。

「そうだ、もう一度そのインテリアショップの求人を調べてみよう!」と思い、すぐにネットで調べ始めました。

Indeedでヒットしました。

職種はバイヤーでした。

「バイヤー!かっこいい!」

もうこれは応募するしかない。

その場ですぐに応募しました。

バイヤーにどんなスキルが必要かも知らず、ましてやインテリア業界で働いこともないのに、絶対に自分に合うと感じました。

私は、25年間インテリアが趣味なのです。

プロとして働いたことはありませんが、25年ずっと好きでいろんなテイストを楽しんできました。

そして、自分の家にとどまらず、実家や友人宅を断捨離したりインテリアをおしゃれにするお手伝いをしてきました。

素敵な空間で生活することがどれだけ素晴らしいのかを、みんなに体験してもらいたいという思いでやってきました。

だから、インテリアが仕事にできたらどれだけ素晴らしいだろう。

そして、バイヤーだからもしかしたら海外へ行って英語も活かして働けるかもしれない。

もうわくわくが止まりませんでした。

私はクリスマスツリーのオーナメントを買い、帰宅しました。

これがそのクリスマスツリーです。

クリスマスツリー

ネガティブが襲う

その日の夜、インテリアショップのホームページなどを見て、実際に採用された後のことをいろいろと想像していました。

バイヤーは取引先や店舗を訪問すると書いてありました。

そのインテリアショップは私の住む大阪だけでも5店舗、近隣の県も合わせるともっとたくさんあります。

これらの店舗や取引先の訪問となると、おそらく車で行くのだなと思いました。

私の弱点は、ほぼペーパードライバーだということです。

免許を取ってから30年近くほとんど運転したことはありません。

家族や友人が運転する車に乗るか、近場で行き慣れたところだけ、自分で運転していました。

これまで、運転ができなくて、行くのを諦めたことはたくさんありました。

今回もせっかく働きたいと思った会社を見つけたのに、運転できないという理由で働けないかもしれない。

一気にネガティブが襲ってきました。

その日はそのまま就寝しました。

高野山 金剛峯寺と奥の院

高野山金剛峯寺

私はここ数カ月、高野山金剛峯寺と奥の院をずっと訪れたいと思っていました。

電車に乗れば吊り広告に高野山が載っている、テレビをつければ奥の院についての番組をしている、YouTubeを見れば高野山に行ったとYouTnberが言っている。

こんな偶然が何度もあり、これは高野山に行くしかないと思いました。

インテリアショップに応募した次の日の早朝、いきなり「よし、今日は高野山に行こう!」と決めました。

そこは電車とバスでも行けますが、車で行くのが一番便利なので、近所に住む妹に電話して一緒に行こうと誘いました。

妹は無類の運転好きなのです。

いきなり誘ったにもかかわらず、妹は快諾してくれ、1時間後には高野山に向け出発しました。

高野山へは、高速をいくつか乗り継ぎました。

私は助手席に座って、車でどこへでも行く妹のことをすごいなと思っていました。

すいすいと進んでいき、途中道の駅で買い物をしたりして、3時間後には高野山につきました。

初めて降り立つその地は、人里離れた山の上にあり、空気が他とは違う感じがしました。

そんな山中に100以上もの寺院がひしめき合っています。

ここの土地には何かがあるんだ。

高野山を築いた弘法大師(空海)はこの土地のパワーを感じ、ここで修業する人生を歩まれたんだ。

2023年は弘法大師の生誕1250周年ということです。

弘法大師は死しても、なお修行に励んでおられるということです。

高野山奥の院の参道

弘法大師がおられる奥の院につつく約2キロの道の両側には過去から現代までのたくさんの方々のお墓があります。

皆さん、弘法大師にご供養してもらいたいんです。

そんな聖なる場所をお参りさせていただいて、その後昼食を食べました。

精進料理でした。

ごま豆腐を使った、美味しく食べごたえのあるお料理は、70歳以上にお見受けするご婦人たちが提供してくださいました。

高野山の精進料理

ご高齢になられても、このおいしいお料理で人々をもてなし、生計を立てておられる。

その料理の腕と、いくつになっても働いておられる気丈さに、尊敬を覚えました。

私も自分のスキルを磨いて、人々の役に立つ仕事がしたいと思いました。

帰りも妹が運転してくれ、私は助手席で居眠りしながら帰宅しました。

いきなり誘ったのに来てくれた妹に感謝です。

ひらめき

私は運転できないから、インテリアショップのバイヤーができないかもしれないと思いました。

しかし、これは思い込みだと気づきました。

私は「自分がやろうと思えば何でもできる!」とひらめいたのです。

今回、いきなり高野山に行くことになったのは、それに気づかさせるためだったのではと思います。

妹は何の抵抗もなく高野山へ行った。

私にもできる。

今まで私は英検1級を3年かかって合格した。

それに比べたら、運転なんて簡単だ。

ようし、練習しよう。

私は大阪にあるそのインテリアショップの各店舗に車で行けるように練習することを決めました。

そう決めたら、目の前がパッと明るくなりました。

私にできないことなんてない。

自分の未来に明るい道が続くのが見えました。

現在の選考状況

高野山からの帰り道に、インテリアショップの人事の方から携帯に電話がありました。

「履歴書と職務経歴書をメールで送ってください。」と言われました。

私は前日にすでにそれらの書類をパソコンで作り、携帯にデータを送っていました。

ですから、すぐに書類を人事の方に送ることができました。

すべてのタイミングがいい。

そうとしか思えないような展開でした。

そして、書類を送った2日後に書類選考に通過したという連絡をもらいました。

そしてオンラインの面接の日程も決まりました。

5日後にオンライン面接があります。

自分にできることはすべて出すつもりです。

私ならできると信じて。

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