英語力を活かして転職挑戦!現在49歳、英検1級、TOEIC830点の私が外資系エージェントとの出会いから始めた転職活動の記録。まだ成功はしていないけれど、一歩ずつ前進中。
転職を考えておられる方の励みになれば幸いです。
今回は世界的飲料メーカーのツアーガイドの仕事に応募しました。
世界的飲料メーカーのツアーガイド
[UnsplashのAdam Jaimeが撮影した写真]
今回は転職エージェントからの紹介でなく、自分で見つけた仕事でした。
Indeedで見つけました。
私が住んでいる地域と、英語というキーワードを入れて検索して出てきた仕事でした。
それまでツアーガイドなんて考えたことなかったですが、自宅から自転車で10分の通勤と英語が活かせるという点でとても魅力的だと思いました。
今まで何度もIndeedで応募しましたが、いつも書類選考で落ちていました。
しかし、応募してみました。
すると先方から返信があり次のステップに進むことになりました。
オンライン面接
オンラインでの面接が第1ステップです。
人事の女性が1名、工場でツアーガイドをされている方が1名、対応してくださいました。
その方々によると、ツアーガイドはほとんどが20代と言うことでした。
私はその時48歳でした。
明らかに先方が求める年齢層と違う。
でも私は年齢で諦めたくないこと、この年だからできることもあることをお伝えしました。
また、見た目に関する規則も多いということでした。
人に見られる仕事なのでお化粧や髪形をきちんとしていないといけない。
眼鏡をかけてはいけない。(私は眼鏡をかけている)
私はコンタクトにするとお伝えしました。
そして、とても大事な要素に、大きな声が出せることもありました。
私の最も苦手としていることでした。
私は声が小さく、通らないのでした。
これはどうしようもありません。
そこを突かれて痛い気がしました。
先方の望んでいる人材と明らかに違う。
面接は終了しました。
私は半ば諦めて、返事を待ちました。
そうしたら、なん合格していました!
信じられない。
若くないし、声も小さい。
ツアーガイドには向いていないのに、合格した。
嬉しかったです。
初めて、日本企業で年齢で私を落とさなかった企業です。
有難い!
適正検査
[UnsplashのNguyen Dang Hoang Nhuが撮影した写真]
その企業の次のステップは適正テストと対面での面接でした。
夏の暑い日に工場に伺いました。
工場と言えども日本はもとより世界から見学者が来るところで、とても広く美しい建物と設備でした。
その企業の底力がうかがえました。
素晴らしい企業だと思いました。
まずクレペリン検査というものを受けました。
クレペリン検査は、ひたすら数字を足していくテストです。
簡単な一桁の足し算ですが、15分続けて計算することを2セット行います。
脳がめちゃくちゃ疲れます。
こんな検査で何がわかるんだろうと思いましたが、あとから調べてみるとこの検査すごいです。
こちらを参考にしてみてください。
クレペリン検査
それと適正検査も受けました。
私の考え方や行動を問う検査です。
協調性があるか、独創的か。
リーダーシップがあるか、補助的な役割が向いているか。
内向的か外向的か。
性格をよく見せようとしてもわかるらしいです。
同じような質問が何度もあり、本来なら同じ答えになるはずが、聞き方を変えられると答えが変わることがあります。
おそらくそういうことで、この人は自分のことをよく見せようとしているというのがわかるのでしょう。
私は珠算1級を持っているので、クレペリン検査はめちゃくちゃできました。
周りで受けている人が答えを書いている音が聞こえますが、明らかに私が書くスピードの方が速かったです。
1.5倍以上のスピードの違いがあったと思います。
適正検査に関しては、正直に答えました。
私は、協調性があり、補助的な役割が向いていて、内向的です。
ツアーガイドなので、内向的なことはマイナスポイントになるかなと思いながら書きました。
噓をついても仕方がないので、正直に書きました。
対面の面接
次に対面の面接です。
女性と男性が2人ずつおられました。
私の自己紹介と現在の仕事内容をお伝えしました。
先方からいくつか質問を受けました。
どうやって英語力を伸ばしたか、意見が合わない人がいたらどう対応するか、自分のどういうところが好きかなどの質問にお答えしました。
先方は47歳で英検1級に合格した私の向上心を褒めてくださいました。
しかし、ここでも私の声が小さいことを指摘されました。
私は頑張って声を出す、そしてツアーガイドはマイクも使うのでマイクの力も借りるとお伝えしました。
微妙な空気でした。
私は自分の努力で何とかなることはしますが、声に関してはできません。
そして面接は終わったのでした。
結果
結果は落ちました。
やはり、声でした。
しょうがないです。
しかし、年齢で判断しなかったその日本企業には本当に感謝しています。
やはり、自分に合った仕事でないと、就職は難しいと痛感しました。
また経験が一つ増えました。
これからも転職活動頑張ります。
こちらもご覧ください。
英語力を活かして転職活動:挑戦の記録⑨
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