47歳で英検1級に合格しました

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願望実現の予兆の虹の写真 プロフィール

15年間の専業主婦だった私が、資格を取り、正社員の仕事を得て、英検1級を取得するに至った経験をご紹介します。

この記事は以下の方の参考になります。

  • 資格取得を目指す方
  • 専業主婦から社会復帰しようとしている方
  • 英語の上達に取り組んでいる方
  • モチベーションを上げたい方

目標に向かって頑張っているすべての方が、成功されますことを願っています。

是非最後までご覧ください。

15年間、専業主婦でした。

リビングルーム

私は24歳で結婚と妊娠のため正社員をやめて以来、15年間専業主婦でした。

3人の子育てに奮闘しながら、読書やインテリアなどの趣味を持ち、それなりに毎日を楽しんでいました。

子どもたちが成長するにつれ、学生時代に勉強していた英語を活かして働きたいと思い始めました。

でも、パソコンスキル等、仕事で通用するスキルが何もありませんでした。

勇気を出して職業業訓練校に入りパソコンを習うことにしました。

専業主婦から職業訓練校に入ること自体、とても高いハードルでした。

15年間家族の中で暮らしていた私が、学校と言う公の場に出ることにとても勇気が必要だったのでした。

しかし、この時勇気を出して決断してよかったと思います。

この決断がなければ、それ以降の英検1級取得や更なるスキルの向上はあり得なかったのです。

4か月間、平日の朝9時から夕方の3時くらいまで職業訓練校でパソコンスキルを学びました。

そしてMOSの資格を取得することができたのです。

そのスキルを活かして就職することを目指しました。

でも当時年齢が39才で、なかなか希望する仕事は見つかりませんでした。

やっと小さな会社の受注発注業務の仕事を見つけました。

そして、その会社の面接に受かり正社員として働くことになりました。

39歳で正社員として社会復帰

念願かなって39歳で正社員の仕事に就くことができました。

しかしながら、15年間も専業主婦をしていたので、職場では慣れないことばかりで緊張していました。

仕事ができないとか、マナーがなってないとか思われたらどうしようと思っていました。

でも、半年ほどすれば仕事に慣れてきました。

周りの人に頼りにされるのが嬉しくなってきました。

それと同時に、一部の人とうまくいかなくなり始めました。

人間関係のストレスで胃痛がひどくなり転職することにしました。

その会社にいた期間は1年半だけでしたが、社会復帰の第一歩としてたくさんのことを学びました。

次の仕事先への希望を膨らませて、41歳で現在の職場に転職しました。

現在の職場は医療関係で、会計を担当しています。

会計は専門知識が必要なので、最初のうちは難しかったです。

しかし3年ほど努力を続けて、1人でできるようになりました。

その間に簿記3級の資格を独学で取得しました。

この簿記3級の取得が、私の英検1級取得につながるのでした。

勉強することの楽しさを知ったからです。

コツコツ勉強していくうちに実力が付き、資格を取得できるまでになる。

勉強ってなんて楽しく、すばらしいものなんだろうということがわかりました。

勉強の楽しさを知った私は簿記3級を取得してすぐに、次に何を勉強するか考え始めました。

簿記2級も考えましたが、独学で2級を取るのは難しそうだと思いました。

仕事と家事で忙しく、学校に通いたくはありませんでした。

通信教育も自分のペースでできないと思いました。

無理なくできる独学で勉強したいと思いました。

そこで、学生時代に勉強していた英語を更に向上させることに決めました。

47歳で英検1級に合格

神様、ありがとう

まず準1級取得に向けて勉強し始めました。

英検準1級を勉強し始めて、あまりにもの難しさに驚きました。

「準」って、何?

この難しさに対して、「準」て失礼やろうが!

と思うほど難しかったのです。

なぜならば、私は英検3級と2級は学生時代にどちらも一発合格することが出来たからです。

準1級もそんなふうにして取れると思っていました。

しかし、準1級の問題集や単語帳を見て、その難易度に愕然としました。

「準」の意味が分からん。

こんな中途半端な名前ではなく、ちゃんと独立した名前にしたほうがいいと思いました。

準1級を2級に、2級を3級に、3級を4級に変更する。

これくらいしないと、準1級に対して失礼だと思いました。

実際にはその後、1級も合格することはできたのですが、はっきり言って1級の難易度を知った時より、準1級の難易度を知った時のほうが驚きは大きかったです。

真剣に勉強してから9カ月、英検準1級に合格することができました。

よく頑張ったと思います。

最初、難易度に対してびびっていた私ですが、いつの間にか合格できるまでになっていました。

この調子のまま次に行こう!

そう思い、間髪入れることなく1級の勉強に取り掛かりました。

単語帳、過去問題集、予想問題集、英作文問題集、2次試験問題集の5冊を買い勉強しました。

まず最初に取りかかったのは単語帳でした。

はっきり言って一番つらい勉強は単語を覚えることでした。

少しやるだけでも飽きてしまいます。

なんとか自分にご褒美(お菓子を食べる、ネットサーフィンをするなど)をあげながらコツコツと単語を覚えていき、半分以上覚えたころに過去問題に取り組みました。

そこで思ったのが、やはり単語を覚えていないと歯が立たないなということでした。

最初に単語の問題が25問あるのですが、単語を覚えていないと悲惨な結果になってしまいます。

問題集に取りかかる前に、膨大な単語習得が必要だと改めて思いました。

そこでさらに単語の取得に励みました。

最初の1年はあまり勉強が進みませんでした。

仕事と家事で忙しく、平日は寝る前の20分くらいしか勉強できませんでした。

しかし、新型コロナウィルス感染症のため仕事が週2で在宅勤務になり、勉強できる時間が増えました。

通勤時間がなく、昼休みも勉強できます。

利用できる時間はすべて勉強しました。

すると、それまでのスローペースがどんどん加速し、私の英語のレベルが上がっていきました。

過去問題は5割くらいしか点数が取れなかったのが、調子がいい時は7割ほど取れるようになりました。

本番の試験前には8割は取れるようになっていました。

そして、1級に合格する半年前からDMM英会話を始めました。

最初は1級に合格したら英会話の練習はやめようと思っていましたが、結局面白くて今でもずっと続けています。

一番の後悔が、もっと早く始めればよかったということです。

今までしてきたすべての習い事の中で、一番楽しい習い事だと思いました。

※DMM英会話についてはこちらの記事をご覧ください。
 Learning with DMM英会話

 DMM英会話での2年3カ月の旅:英語力アップと思わぬ副産物

英語の勉強を始めて2年半経ったころ、英検1級を初めて受験しました。

結果は、1次試験で不合格でした。

めっちゃショックでした。

かなり、調子がよく満を持して受けたにもかかわらず、不合格。

でも理由はわかりました。

油断してしまったのです。

リスニングの最後のほうで、不覚にも合格するかもと思ってしまったのです。

そんな邪念が頭をよぎり、リスニングの本文や問題文を聞き逃してしまったのです。

あと2問ほど正解していたら受かっていました。

かなりのショックで、自分に腹が立ちました。

1週間ほど落ち込みましたが、その後勉強を再開。

2回目のチャレンジで、合格することができました。

その時には、二度と同じ過ちはしないと強く心に決め、絶対に油断せず最後まで集中力を維持しました。

練習問題をしているときには、一度も最後の問い(41)まで解けたことがなかったのですが、2回目のチャレンジで初めて最後の問いまで解くことができました。

そのままの勢いで、二次試験の勉強をしました。

そこで更にびびることになりました。

二次試験の恐ろしさに。

二次試験と比べると、一次試験はそこまで緊張する試験ではありませんでした。

しかし二次試験では、面接官にface to faceで自分の意見を言い、質問に答えます。

一次試験のように誰かが私の解答を後から採点するのではなく、目の前にいる面接官がリアルタイムで私を採点しているかと思うと、とても怖かったです。

怖さをなくすには努力するしかないと思い、一心不乱に勉強しました。

直前の仕事が休みの日には、1日15時間くらい勉強しました。

朝の3時に起きて、2~3時間があっという間に経つほどめっちゃ集中して勉強しました。

二次試験当日は、やることはすべてやり切ったので、清々思いで会場に向かいました。

なんと会場は自分の母校でした。

場所が移転していたし、他の大学と統合して名前が変わっていたので気づきませんでした。

偶然にも自分の母校で英検1級を受験できる。

そのシンクロニシティに感謝して、緊張しながら面接に臨みました。

会場に早く着いたので、私は面接を受ける順番がで1番でした。

1番でよかったです。

待ち時間には緊張が増していきます。

だから待ち時間が少ない最初に受けるのがよいと思います。

面接の1週間ほど前にロシアのウクライナ侵攻が勃発しました。

面接の5つのトピックのうちの1つが、これをに関係するものでした。

なんてタイムリーなんでしょうか。

ずっとこの1週間テレビで見ていたし、自分の思うところもあったので、十分に意見が言えるほどのインプットはありました。

そして、戦争に対する自分の思いを言いました。

私がスピーチをしているとき、外国人の面接官はうなづきながら聞いてくれました。

私は手ごたえを感じました。

その後の質疑応答も、自分の意見をしっかりと言え、流暢ではありませんでしたが、言葉に詰まることや無言になることもなく答えられました。

終わった瞬間、「受かった!」と思いました。

家族にlineでうまくできたことを伝えて帰路につきました。

英検1級の勉強を始めて丸3年かかって、ついに合格することができました。

最初は高い山のような存在の英検1級でしたが、気が付けば乗り越えることができていました。

大変なことはたくさんありました。

仕事と家事との両立。

膨大な量の単語習得。

緊張する面接。

でもコツコツと努力していれば、合格できるレベルに達することができるのです。

長く険しい道でしたが、振り返れば着実に実力が付き成長していました。

※英検1級二次試験の勉強法はこちらの記事をご覧ください。
 英検1級面接:緊張するのは当たり前!

 英検1級面接:普通の主婦が合格した勉強法

おわりに

努力は報われる

私はこのブログで、英検やその他のすべての資格の取得を目指す方、専業主婦で社会復帰を目指している方、人生を好転させたいと思っている方に、願望や目標を持つことの大切さをお伝えしたいです。

努力は報われると言いますが、努力をし続けるためには、強い願望や目標が必要です。

どうでもいいことに努力はできません。

ですからいつも自分の願望や目標を明確にしていてください。

そうすれば、必要な情報が飛び込んでくるし、チャンスをつかむタイミングもあってきます。

そして、強く願ったそのことに対して全力で取り組んでください。

その先には願う道が開けます。

自分の人生を好転させるために励んでおられる方に届きますように。

私の経験が参考になれば幸いです。

※こちらの記事も是非ご覧ください。
天職に就く感覚~私の経験から

専業主婦から正社員になるために有効な3つのこと

英検1級を持っても転職は難しい?私の体験から


 

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