今回は英語ペラペラの定義について解説します。
英語ペラペラの定義とはとても曖昧な基準です。
人によってまちまちです。
初心者であれば、少し挨拶や自己紹介ができるレベルでペラペラとなってしまいますし、上級者であれば、逆にペラペラなんてなれないと言う人もいるかもしれません。
今回は私が思う英語ペラペラの定義を解説します。
はじめに
![ABC](https://arigatou-minnna.com/wp-content/uploads/2023/09/david-ballew-yRRTd31I6VM-unsplash-819x1024.jpg)
私は英検1級を持っており、ある人から見れば英語がペラペラかもしれません。
しかし、別の人からするとまったくぺらぺらではないと思います。
私自身は、話している分野によってはペラペラに近いと思うこともありますし、また全く話せないという分野もあります。
要するに得意分野とそれ以外の分野の英語で話せるレベルに乖離があるのです。
得意分野ではかなり難しい単語も知っているし、そもそももとから知識があります。
それ以外の分野では、知識がないし、もちろん単語もあまり知りません。
これでは話せるはずがないですね。
Paraphrase
以前、英会話の先生と思春期について話している時でした。
”私の娘は思春期だ”と言いたかった私は、一生懸命”思春期”の英語表現を思い浮かべようとしていました。
しかしうる覚えで、adolescenceやpubertyと言う単語が出てきませんでした。
そして、とっさにdifficult ageと言いました。
するとちゃんと伝わりました。
例文)
私の娘は難しい年ごろだ。(要するに思春期だ。)
My daughter is difficult age.
正式名称がわからなかったので、他の言葉で言い換えをしたのです。
これをparaphraseと言います。
英語に限らず外国語が上達するために大切なことは、このparaphraseができるかどうか、もっと言うなら瞬時にできるかどうかということです。
自分が言いたいことを英語でなんて表現していいかわからないとき、しゃべりながら何か他に表現方法はないかな?と考えます。
そして、そのことを言う瞬間にparaphraseした表現を使うのです。
これができると、スピードを落とすことなく、また口ごもることなくしゃべれます。
英語ペラペラの定義
![英語の先生の後ろ姿](https://arigatou-minnna.com/wp-content/uploads/2023/10/teacher-6046103_1280-1024x648.jpg)
言いたいことが何て表現していいかわからない場合、瞬時にparaphraseができる状態を”英語がペラペラ”と言うのだと思います。
きちんとした表現を使わなくても、言わんとすることが相手に伝わるということです。
話すことを止めずに、且つスピードも落とさない。
周りから見ればparaphraseしていることもわからない。
知っているのは本人だけです。
本人は内心必死でparaphraseしていても、周りからはもともとそういうつもりだったと捉えられるほど自然なスピードと話の展開。
本人はまだまだ知らない単語や表現があるのはわかっていますが、それらを知らなくても言いたいことが相手に伝えられることが、ペラペラの状態になっているということだと思います。
英語ペラペラになるための鍵
![英語の基本](https://arigatou-minnna.com/wp-content/uploads/2023/07/ivan-shilov-ucUB9wxkPgY-unsplash-683x1024.jpg)
英語ペラペラになるためにはparaphraseが自然にできることが大切です。
これにはアウトプットする場数を踏んむことが必須です。
実際の会話の中で、そのスピードと雰囲気を壊すことなく自然に話し続けられるようにならなければいけません。
もちろん、その時にも語彙力が物を言います。
語彙力があれば、paraphraseするための単語や表現が思い浮かびやすくなります。
そして、そもそもドンピシャの表現が言えるので、paraphraseする必要もなくなります。
語彙力の強化と、アウトプットの場数を踏むことが英語ペラペラへの鍵です。
おわりに
今回は英語ペラペラの定義について解説しました。
私自身、ペラペラになるべく語彙力の強化とアウトプットの場数を踏むことを積み重ねています。
得意分野ではペラペラになりつつあります。
もっと話せる範囲を拡大していって、いろんな分野でペラペラに近づきたいです。
一緒に頑張っていきましょうね。
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