外国人と話すとき、よく聞く表現に”When it comes to~”があります。
「~に関しては」や「~の時は」と言う訳になります。
いろんな場面で使える表現なので、是非覚えてみてくださいね。
When It Comes To ~
私は英会話を習っていますが、いろいろな先生がよく”When it comes to ~”と言う表現を使います。
会話の流れから想像して、「~に関しては」や「~の時は」と言う意味なんだろうと想像がつきます。
私は中高大と英語を習ってきましたが、一度もこの表現を見聞きしたことがありませんでした。
こんなに頻繁に使われる表現なのに英語の授業で全く出てこない。
実用的な英語とお勉強の英語の隔たりを感じました。
是非本当にナチュラルな表現を知ってくださいね。
例文
特定のトピックや状況の時のことを話すときに”When it comes to ~”を使います。
以下のような状況が例になります。
例文①
When it comes to dancing, there is no one better than her.
(日本語訳)
ダンスに関しては、彼女の右に出る者はいない。
” When it comes to dancing”はダンスと言う特定の分野を強調しています。
UnsplashのDrew Colinsが撮影した写真
例文②
When it comes to math, I’m not confident.
(日本語訳)
数学に関していえば、私は自信がない。
こちらも例文①と同じく、” When it comes to math”は数学と言う分野を強調しています。
例文③
When it comes to not doing household chores, Japanese men are encouraged to improve it.
(日本語訳)
家事をしないことに関しては、日本の男性はそれを改善するよう奨励されている。
これは英会話の講師の先生が実際に言った表現です。
「こんな言い方できるんだ!よし、私も使おう!」と思いました。
私は”When it comes to”の後には名詞が来ると思っていたので、このように”not doing ~”が来るなんて、目から鱗でした。
例文④
When it comes to the interview, please wear a suit.
(日本語訳)
面接の時はスーツを着てください。
これは私が転職活動をしているときに、転職エージェントの外国人の担当者に言われた表現です。
その担当者とオンラインの面談をしたときに、私はカジュアルな服を着ていました。だから、本番の面接ではスーツを着るようにとアドバイスされた時の表現です。
私はこの表現を聞いた時、” When it comes to ~”が聞けたことがとてもうれしかったことを覚えています。
このように自分が意識していると、それがとてもよく耳に入ってきます。
類似表現
” When it comes to ~”とよく似た表現が他にもあります。
- As for ~
As for me, I prefer quality over quantity.
(日本語訳)
私としては、量より質を優先する。 - In my opinion
In my opinion, he will be rewarded.
(日本語訳)
私の意見では、彼は報われるでしょう。 - Regarding ~
Regarding this article, do you have any questions?
(日本語訳)
この記事について、質問がありますか - In terms of ~
In terms of productivity, which will win, working from home or working in the office?
(日本語訳)
生産性に関しては、在宅勤務とオフィス勤務のどちらに軍配が上がりますか?
まとめ
知っているといろいろと使える” When it comes to ~”をご紹介しました。
日本の英語の授業では見慣れない表現ですが、外国人はとてもよく使います。
そんな表現を身に付けて、英語力を上げていってくださいね。
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