[UnsplashのIan Schneiderが撮影した写真]
英語力を活かして転職挑戦!現在49歳、英検1級、TOEIC830点の私が外資系エージェントとの出会いから始めた転職活動の記録。まだ成功はしていないけれど、一歩ずつ前進中。
転職を考えておられる方の励みになれば幸いです。
外資系への転職活動:スタートから半年間
外資系企業への転職を目指してから半年ほどは、何件か会社を紹介してもらいましたがどれも選考に進むことはありませんでした。
会社のロケーションが主な原因です。
片道1時間半以上かかる、鉄道会社を2つとバスを利用しなくてはいけないなど、8時間以上働く上に通勤がこんなに大変だったら、毎日が嫌になってしまいます。
無理なく働くために、会社のロケーションは重要です。
そして半年たったころ、ようやく自宅から40分、電車1本で行けるところを紹介してもらいました。
外資系電子機器のメーカーです。
外資系電子機器メーカーへの挑戦
その企業はアメリカのニューヨークに本社のある電子機器メーカーでした。
私の応募する職種は会計で、本社との朝6時くらいからの会議にオンラインで参加するなどが必要でした。
これまでの専門の会計と英語力を活かせる。
私が理想にしている職種だと思いました。
もちろん本社とのオンライン会議には不安は感じました。
しかし最初は難しくても、慣れればできると思いました。
その会社の選考は、オンラインでの面接が2回、その後に対面の面接があるとのことでした。
キャリアコンサルタントによると、最初の面接は日本人が担当するということでした。
しかし、日本人といえども緊張しながら面接に臨みました。
面接が始まると、スクリーン上に30代半ばの女性が現れました。
その方は人事担当でした。
最初の挨拶等は日本語で何の問題もなく終わりました。
しかし、いきなりその女性が「今から英語で質問をするので、英語で答えてください。」と言ってこられました。
「えっ!!」
すごいフェイントでした。
こちらを油断させて(そういうつもりはない)、その後ドーンと言う体験をさせる。
焦りましたが、やるしかありません。
そして英語の質問が来ました。
” How did you improve your English?”と言われました。
私はこの質問に、ほとんど無意識で答え始めました。
”I learned about 10,000 words first, because we can’t speak English without vocabulary. Then I imagined what I wanted to say and translated it into English. I decided in advance what I was going to say and practiced speaking it in English instantly. I take an online English conversation lesson every day and practice there.”
(日本語訳)
「私は単語をまず約10,000語覚えました。語彙力がないと英語は話せないからです。そして自分の言いたいことを具体的にイメージして、それを英語訳しました。あらかじめ何を話すかを決めて、それを瞬時に英語で話せる練習をしました。毎日オンライン英会話を習っていて、そこで練習しています。」
どうして無意識に答えれたかと言うと、少し前にYoutubeに投稿をして、そこで自分がどうやって英語力を向上させてきたかを英語で話していたからです。
結局Youtubeはすぐにやめてしまいましたが、その経験が転職の面接ですぐに活かすことができ、自分でもびっくりしました。
本当に人生で無駄はないと思いました。
その後もいくつか簡単な質問があり、英語で答えることができました。
面接が終わり、ほっとしました。
数日後キャリアコンサルタントから面接に受かったことを伝えられました。
最初の面接はYoutubeでの経験のおかげで通過することができたのでした。
二次面接
[UnsplashのDylan Gillisが撮影した写真]
二次面接は、会計部門の部長、課長、担当者、そして先日の人事の女性の4名がおられました。
以前より人数がぐっと増えて、しかも管理職もおられたので緊張しました。
しかし、今回も全員日本人でした。
オンラインの面接の5分前にミーティングに参加しようと思いましたが、不慣れな私はなかなか入れず、結局参加できたのは10分経ってからでした。
痛恨のミスでした。
面接に10分遅刻したのです。
謝りまくって、面接がスタートしました。
以前のように人事の女性が英語で質問をしてこられました。
緊張はしましたが、何とか答えられました。
その後、日本語で具体的に私がこれまでやってきた会計の仕事内容をお話ししました。
先方から「こんなソフトは使えるか?」や「残業はできるか?」などの質問を受けました。
私は先方の会社で使われている会計ソフトは使ったことがなかったので、正直に使ったことがないと答えました。
また、残業もあまりできないが、できる範囲ではやりたいと答えました。
正直に言いました。
先方と私の間にギャップがあるのを感じました。
面接は終わりました。
キャリアコンサルタントにベストは尽くしたと報告しました。
1週間ほどたってキャリアコンサルタントからメールがあり、面接に落ちたことを知りました。
感想
二次面接に落ちたことを知ったときはショックでした。
しかし、あれから9カ月ほどたった現在は、自分に合わないところで働いてもしんどくなるだけだと思うようになりました。
落ちてしかるべきでした。
働くために生きてはいない。
人生を楽しむことが第一目標。
それをするために働くのです。
そんな夢を現実にすべく、これからも取り組んでいきます。
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