天職に就く感覚~私の経験から

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塔の見える京都の風景 英語

                     [UnsplashSu San Leeが撮影した写真]

49歳で天職に転職した私が、適職と天職の違いと、天職に就くとどういう感覚になるのかについて解説します。

はじめに

天職とはどういうものでしょうか?

英語で言うと”vocation”または”calling”です。

”calling”からわかるように、人から必要とされるということです。

人から必要とされていることが天職ということです。

また、自分自身も損得勘定とは関係なく、その仕事が好きだとか、やりたいという感覚がある仕事のことです。

49歳で転職して天職に就いた私が、天職に就くとどういう状態になるのかということを解説していきます。

天職に就くと、すっぽりと収まったような、やっと本来のところに来れたという感覚を得れます。

まだ、天職に就いておられない方に、是非この感覚を味わってもらいたいです。

天職と適職の感覚の違い

適職

会計の仕事

                  [UnsplashKelly Sikkemaが撮影した写真]

私は49歳で転職するまで、企業の会計担当者でした。

その仕事も自分の才能資質を活かせる仕事でした。

私は物事を系統だって考えるのが得意で、仕分け基準を明確にしたり、それまであいまいだったやり方を会計士に相談してマニュアル化しました。

いろいろなソフトウェアを導入して、仕事の効率化も達成しました。

そこは以前の職場でも評価されていました。

私の適職だったと思います。

このように、得意なことを適職と言います。

天職

英語力

京都の観光地

                [UnsplashJean-Claude Dumontが撮影した写真]

私は前職で適職には就いていましたが、何か違う感覚をいつも感じていました。

本当に自分の好きなことをやっていないという感覚。

私は子どものころかずっと英語が好きで得意でした。

しかし英語を仕事で使ったことがなかったのです。

このまま自分が好きで得意な英語を活かすことなく人生を終えたくない!そう思うようになりました。

そこで40代半ばでもう一度英語の勉強を始め、英検1級の資格を取り、英語を活かせる仕事に転職するという道を歩み始めました。

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英語学習と転職活動が実を結び、49歳で天職に就くことができました。

そして実際に仕事を始めてから、ますます天職だと気づきました。

毎日が楽しい。

職場では新人ですが、自分にある程度自信があって、臆することがないです。

職場の人たちも、私のことを受け入れてくれています。

以前の職場では、慣れるまで1年はかかりました。

そして、慣れないうちは自分はまだまだ実力が足りないと思い、自信がなかったのでした。

しかし今は違います。

新人であるにもかかわらず、自信がある。

私ならできると思える。

私は必要とされている、まさに”calling”だと思います。

自分が得意で好きなことをするって、こんなに楽しいし自信が持てるんだとわかりました。

人との関り

これがあなたの探していたもの

                  [UnsplashAustin Chanが撮影した写真]

また、会計を担当している時は、人との関りがあまりありませんでした。

私は人のお役に立ちたいという願望がありました。

前職の時はそれをあまり満たせなかったので、ボランティア活動したり、PTAの役員をしたりしていました。

もし、それを仕事で満たすことができればどんなに幸せだろうと思いました。

今の天職は毎日のようにたくさんの人と関わります。

そして、目の前の人のために自分にできることを精一杯します。

そうすると副産物として”Thank you”や”ありがとう”と言ってもらえます。

私はこの感覚が欲しかったんだとつくづく思います。

適職と天職の比較(私の場合)

以下に、私の場合の適職と天職の比較をします。

適職(前職)天職(現職)
勤務時間
残業
急なトラブルの有無
休日
給与ほぼ同じほぼ同じ
安定性
通勤時間
適性中(会計)大(英語・人との代わり)
楽しさ
やりがい

このように、一見しただけでは、むしろ適職(前職)の方がよいかもしれません。

勤務時間が短く、残業が少なく、年間休日が多く、安定していて、通勤時間が少ない。

しかし、下にある3つの項目に注目してください。

適性、楽しさ、やりがいが、天職の場合は全部大なのです。

天職(現職)は、たとえ一般的な基準の条件がよくなくても、やってる本人は自分の適性を活かせて楽しくやりがいを感じられるのです。

自分の適性を活かせるのが適職で、そこに楽しさとやりがいが加われると天職になります。

まとめ

素敵な京都の街並み

                       [UnsplashSorasakが撮影した写真]

私は天職に就いてから、とても満たされています。

自分の得意な英語を毎日のようにしゃべっている。

人のお役に立っている。

この感覚こそがまさに天職に就いている感覚です。

自分の好きで得意なことをする。

この感覚をずっと追い求めていた。

やっとすっぽりと収まったような、本来のあるべきところにいる感覚です。

今回は、天職に就くとどういう感覚になるかについて解説しました。

この感覚を是非多くの人に経験してもらいたいです。

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