はじめに
英検1級に合格するために一番大切なのは、やはり単語を覚えることです。
私はそのために、「単語帳 でる順パス単 英検1級」(旺文社)を使いました。
英検1級に特化した単語帳で、これがなければ合格できなかったと思っています。
この記事のトップにある写真が、私の使っていた単語帳です。
ボロボロですよね。
実は、愛うさぎの「はる」が端っこをかじってしまったのもあるのですが(笑)、
それ以上に、自分で毎日使い込んでここまでボロボロになりました。
でも、私にとっては宝物です。
今でも単語を忘れないように時々見返しています。
この単語帳を見ると、英検1級を目指して毎日頑張っていた自分の姿が思い出されます。
「よく頑張ったね」って、自分をなでてあげたくなります。
今回は、そんな私が実践した単語帳の使い方を紹介します!
単語を覚える3ステップ
私の単語暗記は、3つのステップに分けて行いました。
ステップ1:機械的に覚える(簡単に覚えられるもの)
まずは、単語帳の最初のページから順番に、サクサク覚えられる単語をそのまま覚えていきます。
この段階では深く考えず、機械的に暗記!
ステップ2:印をつけて繰り返す(覚えにくいもの)
覚えにくい単語に出会ったら、ボールペンやマーカー、付箋などで目立つように印をつけます。
そして、あとで何度もその単語を見直すようにします。
ステップ3:ノートに書き出して関連づける(とても難しいもの)
どうしても覚えられない単語は、ノートに書き出します。
そして、その単語に関連する情報(例文・類義語・自分が関係すると判断したこと)も一緒に書いて整理します。

上の写真が私の単語帳の中身です。
字が汚くて恥ずかしいですが、単語帳にはたくさん書き込みました。
ここに載せているページはまだマシで、もっと真っ黒になるくらい書き込んでいるページもたくさんあります。
それでも、なかなか覚えられない単語もたくさんありました。
英検1級の単語は、普段の生活ではあまり使わないものばかりです。
そこで、さらに深く覚えるために、ステップ3の工夫をしました。
ステップ3のやり方を詳しく!
英語の単語は、本当にたくさんあります。
しかも、意味が似ていたり、形がそっくりな単語がいっぱい。
それが、単語を覚えにくくする大きな原因だと思います。
そこで私は、「意味や形が似ている単語をグループにまとめる」という方法を取り入れました。
同義語のグループ
例えば、こんな単語たち:
- alleviate
- appease
- mollify
どれも「和らげる」という意味を持っています。
細かい違いはありますが、それは今は気にしません。
単語 ニュアンス
- alleviate 痛みや問題を一時的に和らげる
- appease 怒りを静めるために妥協する、消極的な「和らげる」
- mollify 怒り・敵意を和らげる
試験では、見た瞬間に「和らげる」とわかればOK。
アウトプット(英作文や面接)で使い分けができたら理想ですが、それはネイティブレベルです。
インプットでは、ざっくりと意味がわかるだけで十分だと思っています。
形が似ている単語のグループ
- mollify(和らげる)
- modify(修正する)
- mortify(恥をかかせる)
形がすごく似ています。
これをバラバラに覚えようとすると、ごちゃ混ぜになります。
でも、グループとして覚えると、「それぞれ違う意味なんだ」と意識できるので覚えやすくなります。
ちなみに「mollify」は、意味のグループと形のグループの両方に入っています。
こういう単語は、いろんな角度から覚えることで記憶に残りやすくなります。
下の写真は、私が実際に書き出した単語たちです。
字はぐちゃぐちゃですが、自分がわかればそれでOK!
他人に見せるものじゃないので、自分が覚えやすい方法でどんどん書いていきましょう。

おわりに
単語を覚える作業は、地道で時間もかかります。
英検1級を目指すなら、数年単位の努力が必要だと思います。
だからこそ、自分なりの工夫を取り入れることが大切。
そうすれば成長を実感できて、やる気もどんどんアップします。
自分だけのやり方を見つけていくと、学習そのものが楽しくなります!
頑張っている「今」は、将来の自分にとっての宝物になります。
その宝物のような時間を、意識して大事にしてください。
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