[UnsplashのJoanna Kosinskaが撮影した写真]
はじめに
はじめまして。この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。
私は英語力を磨いたことをきっかけに、人生が大きく変わりました。
今では英語を活かしてフリーランスとして働き、好きな場所で、好きな時間に、好きなことをして収入を得ています。
お金だけでなく、自分で仕事や生活をコントロールできているという自己コントロール感があり、大変満たされた状況にあります。
私はかつて15年間、専業主婦として家庭を支えてきました。
40歳を前に「社会復帰したい」と思った時、ブランクの長さや年齢の壁にぶつかり、社会に出ることへの壁は非常に高く見えました。
そこで私は社会復帰するために知識とスキルを身に着けてきました。
具体的には簿記3級から始まり、英検1級にも合格しました。
そして50歳になる現在はその努力が実り、30代後半の頃の自分から一転した生活を送っています。
かつての私と同じように、社会復帰したい・自分の好きなことを仕事にしたいという女性の皆様のお役に立ちたい思いからこの講座を作りました。
英語力の向上・履歴書・職務経歴書の作成・基本的なパソコン操作など、皆様の社会復帰のために必要な知識や情報を余すところなくお伝えしていきます。
🟠英語で未来を切り開く
私は44歳の時に英語の勉強を始めました。その頃の私は英検2級レベルでした。
しかもその英検2級も高校時代に取ったものでした。英語学習から離れて20年以上のブランクがありました。
そこから英語の猛勉強をして9か月後に英検準1級を取り、更に3年間勉強して47歳の時に英検1級を取りました。
その後、49歳で英語を使う仕事に転職して約1年間働きました。
京町家の宿泊施設を1棟貸している会社のレセプションで働き、世界中から訪れるゲストへのサービスと約20棟ある京町家の管理運営に従事しました。
その仕事はまさに自分の英語力を存分に使え、生まれ待ってのサービス精神も活かせる天職でした。
しかし、9歳になるペットのうさぎの介護のため、その仕事をやむなく辞めることとなりました。
私は数年前からレセプションの仕事と並行して、英語の情報を発信するブログを運営したり、自分のコンテンツを販売したり、英語のコーチングなどもしていました。
そこで、この退職を機にフリーランスの仕事メインにシフトすることにしました。
ペットの介護でそれまでのキャリアに強制終了がかかりましたが、結果として「自分の得意と好き」を活かし、自分のペースで働けるスタイルを築くことができました。
この経験から学んだことは、「いつからでも、自分らしく働く道は切り開ける」ということです。
私は、同じように一歩を踏み出したいと思っておられる女性を、全力で応援したいと思っています。
🟠第1章:英語×キャリアの可能性を知ろう
~あなたの未来に英語が加わると、こんなに広がる~
ここでは、英語を使った働き方の選択肢や可能性について見ていきましょう。
「英語を使う仕事って、なんだかハードルが高そう…」
「ペラペラじゃないと無理なんでしょ?」
…そんな風に思っていませんか?
実は、完璧な英語力がなくても活躍できる仕事はたくさんあるんです。
◆ 英語を使う仕事って、どんなものがあるの?
まずは、具体的なイメージを持つために、英語を使う仕事の例を見てみましょう。
業種・職種 | 仕事内容の例 |
英文事務 | メールのやり取り、書類の翻訳、簡単な電話対応 |
カスタマーサポート | 海外のお客様からの問い合わせ対応(テンプレあり) |
ホテル・観光業 | 外国人ゲストへのサービス |
EC・貿易関連 | 注文処理、納期調整、海外とのやりとり |
教育系 | 英語教室のサポート、子ども英語指導アシスタントなど |
ポイントは、「難しい通訳やビジネス会議」だけが英語の仕事じゃない」ということ。
中学〜高校レベルの英語+丁寧な対応力があれば、十分に活躍できます。
◆ 求められている人材とは
最近は、インバウンド(訪日外国人)やグローバル化の影響で、英語を使える人がより重宝されています。
しかしその英語力は完璧でなくてもよいのです。
私の以前の職場の京町屋の宿泊施設では40代の女性が何名も働いていました。
彼女たちは優秀でしたが、英語はペラペラではありませんでした。
メールのやり取りや、ゲストとのコミュニケーションは自動翻訳を使っていました。
ゲストに説明することは決まっていたので、覚えて話せばよかったのです。
自動翻訳した文章が、元の日本語の意味と違うものになっていないかがわかる程度の英語力で大丈夫でした。
中学や高校レベルの英語力で通用したのです。
企業は「英語がある程度できて、社会人経験があり、きちんと対応できる人材」を重視しています。
つまり、30代以上の“落ち着いた対応ができる大人の女性”が求められているんです。
◆ ブランクがあっても大丈夫!
「子育てや介護で仕事を離れていた」
「学生以来、英語に触れていない」
そんな声もよく聞きます。
でも安心してください。実際に、40代・50代から英語を学び直して就職や転職に成功した人もたくさんいます。
大切なのは、“今のあなた”にできることを活かすこと。
私は宿泊施設で働いていた時、ゲストサービス以外にも取引先の対応、20もある京町家のオーナーの対応も任されていました。
私よりキャリアが長いスタッフがいましたが、そのスタッフは20代でした。
上司はそのキャリアが長いスタッフよりも、私にこの任務を与えました。
年齢を重ねた女性は周囲の人への対応がうまいです。
30代以上の女性はすでにスキルを持っているのです。
◆ ちょっとした勇気が、未来を変える
もし今「自分には無理かも…」と思っていたら、それはスタート地点に立っているということ。
不安に思うことは真剣な証拠です。
未来を変えられるかどうかは、勇気を出して始めるかどうかにかかっています。
是非ちょっとした勇気を出してみましょう。
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