はじめに
英検準1級は、広い範囲の知識と深い理解が求められる、難易度の高い試験です。
浅い英語力では太刀打ちできず、確かな積み重ねが必要になります。
この記事では、Sakurai English アトリエで実際にお伝えしている
語彙・長文・要約・作文・リスニング・本番の解く順番まで、
合格のために押さえておきたいポイントをまとめました。
語彙|反復がすべてを支える
語彙は、準1級のすべての技能を支える土台です。
「反復の回数」が大切
1周目から完璧に覚える必要はありません。
回数を重ねるごとに、下記のステップを進めていきます。
- 単語に触れる(まずは目を通すだけ)
- 意味を確認する
- 意味を覚える
- 動詞は「自動詞/他動詞」を区別する
- 例文ごと覚えて、使い方を身につける
- 意味と音を一致させる(リスニングにも効果)
- 実際に声に出す(スピーキングにもつながる)
すきま時間を味方にする
語彙は、机に向かわなくても増やせます。
- 電車に乗っている時
- 病院などで待っている時
- 学校や職場の休憩時間
- 朝起きた直後や寝る前の10分
短い時間を積み重ねることで、負担なく定着していきます。
熟語も重要
語彙問題の最後に出る熟語は、例のように予測しにくい意味を持つものが多く、得点差がつきやすい部分です。
例)get around to 〜:ずっと後回しにしていたことにようやく取りかかる
長文は解く順番などの工夫が大事
設問先読みは「できれば」でOK
先に読んでも専門用語が多く、意味がつかめないこともあります。
必ずしも先読みが正解ではありません。
先読みしない場合は「1段落読んで1問解く」
読んですぐに解くことで、確実に正解できます。
迷ったら“消去法”
明らかに本文にないものを消去することで、正解が見えてきます。
時間をかけすぎない
後半に“確実に取れる問題”がある可能性があります。
分からない問題に執着しないことが大切です。
要約|型を守る
- 60〜70語に要約
- 型を守る(語数は目安)
トピック:15語
第2段落の要点:25語
第3段落の要点:25語 - 具体例・固有名詞は書かない
- 同じ表現を避け、paraphrase する
作文|型を守り、書きやすい内容を選ぶ
- 120〜150語
- 型を守る
序論:20語
理由1:45語
理由2:45語
結論:20語 - 主張(Agree / Disagree)をはっきり
- 結論は主張の言い換えでOK
- First, Second, In conclusion などの決まり文句を使う
- 自分の本当の意見でなくていい
→ 書きやすい内容を選ぶ
リスニング|聞こえたところだけ拾う
- 聞こえた部分だけ取る
- 1問落としても気にしない
リスニングは「完璧を目指さない」
聞き取れなかったところを気にすると、それ以降の問題を聞き逃す - 先に設問を読む
本番の順番|合格のための最適ルート
- 基本は 語彙 → 長文 → ライティング
- ライティングの完成度が高い人は、ライティング → 語彙 → 長文
ライティングの完成度が低い段階で先に書くと、時間を使いすぎて他の得点源を落とすリスクがある
まとめ
語彙から長文、要約、作文、リスニングまで、準1級に必要な力を一つずつ見てきました。
どの分野も、特別な近道はなく継続 が合格の鍵です。
一歩を積み重ねながら、合格に向けて、確実にステップを踏んでいきましょう。
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