今回は思春期の英語表現を解説します。
はじめに
思春期は世界共通で、思春期と言う表現を使えば、外国人もその言葉が示す繊細で複雑な感覚を理解してくれます。
思春期は「子どもから大人への移行期」を指して使われることの多い言葉です。
心と体に大きな変化が起こる時期であり、本人も周囲の大人も、その変化にとまどうことがあります。以下に、思春期の特徴をいくつか説明します。
- 急激な身体的成長:
- 思春期には、性ホルモンや成長ホルモンが活発に分泌され、「第二次性徴」と呼ばれる体の変化が起こります。
- 感情的に不安定になりやすい:
- ホルモンバランスの変化のせいで精神的に不安定になり、急激な体の成長への戸惑いも起こります。
- 対人関係の変化:
- 思春期には保護者から自立したい気持ちが高まり、友人との関係が親密になります。
- 第二反抗期:
- 思春期の子どもは保護者に対する態度がよそよそしくなったり、批判的な言動をすることがあります。これを第二反抗期と呼びます。
思春期の英語表現
思春期を表す英語表現は以下のものがあります。
- Adolescence – 思春期
- My daughter is going through adolescence.
- 娘は今、思春期だ。
- Teenage years – 10代の年齢
- During the teenage years, friendships become more important to children.
- 10代の時期には、子どもたちにとって友人関係はより重要になる。
- Puberty – 思春期の始まりを指す生理的な変化
- Children go through puberty and become adults both mentally and physically.
- 子どもは思春期を経て心も体も大人になっていいく。
AdolescenceとPubertyがすぐに思い浮かばなかったら、Teenage yearsと言えば簡単ですね。
また、私は英会話の先生と会話している時に、思春期の英語表現が思い浮かばなくて、at a difficult ageとう表現を使って、ちゃんと伝わりました。
例文)
私の娘は難しい年ごろだ。(要するに思春期だ。)
My daughter is at a difficult age.
正式名称がわからなくても、他の言い方を探せばよいですね。
具体的な英語の例文
Many adolescents are anxious about their changing bodies.
思春期の子どもたちの多くは、自分の体の変化に不安を感じている。
Hormonal changes during puberty can affect mood and behavior.
思春期のホルモンの変化は、気分や行動に影響を与えることがある。
It is common for teenagers to seek independence as they go through adolescence.
ティーンエイジャーが思春期を迎えて自立を求めるのはよくあることだ。
Counselors can help adolescents facing emotional and social challenges.
カウンセラーは、感情的・社会的な問題に直面している青少年をサポートすることができる。
Peer pressure can influence teenagers to make decisions they might regret later.
同年代の圧力は、ティーンエイジャーが後で後悔するかもしれない決断をするよう影響を与える可能性がある。
おわりに
今回は思春期の英語表現を解説しました。
世界共通の思春期、表現方法を知っていれば、外国人と思春期について語り合うことができます。
自分の時はああだったとか、自分の子どもはこうだとか。
かなり盛り上がるトピックです。
是非、お覚えてくださいね。
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