[UnsplashのAbsolutVisionが撮影した写真]
英検1級に合格後、ようやく転職が叶った経験をシェアします。
はじめに
2022年3月、47歳の時に英検1級に合格しました。
その後、英語を活かす仕事に就くため、転職活動をしてきました。
しかし、思った以上に転職は難しく、2年以上かかりました。
私の経験が、同じような境遇の方のお役に立てれば幸いです。
※英検1級に合格する勉強法、モチベーションの上げ方はこちらの記事をご覧ください。
47歳で英検1級に合格しました
憧れの英検1級に合格しても…ギャップに苦しむ
[UnsplashのKyle Gregory Devarasが撮影した写真]
43歳から英語の勉強を始め、9カ月の勉強の末に準1級に合格し、その後3年の勉強の末に英検1級に合格しました。
英検の勉強をしている時は、英検1級に合格すれば英語を活かす仕事に就けると信じていました。
英検1級合格がすべてのことを可能にしてくれると思っていました。
しかし実際に英検1級に合格して転職活動しても、なかなか英語を活かせる仕事に就くことはできなかったのです。
転職が叶うまでの2年間で、70社ほど受けました。
そのほとんどに落ちました。
正直、家族からも「まだ転職活動しているの?もう諦めたら?」というような視線を感じていました。
夫にも「これで受けるの最後にする」と言った後、秘密で受けていました。
それほど何社も受けては落ちての繰り返しでした。
転職活動を継続すればするほど、自己肯定感が低くなってきます。
社会から必要とされていない。
自分のスキルが足りない。
転職活動をしていない同僚の方がよっぽど、活き活きとしているように見えました。
なんだか本末転倒。
やる気に満ちて英検1級の勉強を始めて合格したにもかかわらず、転職活動の失敗の繰り返して、やる気がなくなっていき、自己肯定感も下がる。
私何やっているんだろう。
何もせずにいる方が、悩みもなくなるのではないだろうか。
そんな風に思いながら転職活動をしていました。
もうこれでだめなら転職活動はやめよう。
そう思って最後の1社を受けました。
やっと頂いた内定
[UnsplashのBrooke Cagleが撮影した写真]
転職活動を続けて2年経ち、50歳を迎える年。
これでだめならもう諦めようと思って最後の1社を受けました。
すると私の英検1級の資格をとても評価してくださり、最終的にその会社に内定を頂きました。
とてもありがたかったです。
50歳を迎える年に正社員として内定を頂けた。
この2年間の苦労があるからこそ、そのありがたさが身に沁みました。
英検1級を持っているくらいでは、仕事はない。
しかし、最終的に内定を頂けたのも、英検1級という資格のおかげでした。
英検1級に合格していて本当に良かった。
そして諦めなくて本当に良かった。
諦めずにいたその先に、成功が待っていました。
ですから、私は諦めないことの大切さもお伝えしたいです。
もう無理かもしれないと思っても、もうひと頑張りしてみてください。
[UnsplashのBrett Jordanが撮影した写真]
転職活動のステップと注意点
年齢は少しでも若いほうがよい
私は英検1級に受かってから転職活動を始めました。
ですから47歳から始めたということです。
もしこれが40代前半から始めていたら、もっと転職は楽に叶っていたと思います。
悲しいかな、日本では年齢はとても重視されます。
この日本で生きている限り、少しでも若いうちに行動することを推奨します。
英検の勉強と並行して転職活動している方が、結果的に有利になると思います。
少しでも若いうちに行動を始めてください。
英検1級は難関ですから、私は3年で取得できましたが、何年かかるかわかりません。
ですから、合格を待っていては、転職活動や就職活動をすることがどんどん後回しになってしまいます。
英検の勉強と転職活動や就職活動を同時にするのはハードですが、私は自分の体験から少しでも早く転職活動をしておけばよかったと、心の底から思っています。
量をこなして、質を上げる
[UnsplashのBrooke Cagleが撮影した写真]
私は5社以上の転職エージェントに登録しましたが、最終的にリクルートエージェントで転職が叶いました。
転職活動の2年間で、リクルートエージェントに登録したのが最後の3ヶ月でした。
その3ヶ月で転職が叶いました。
2年間で70社ほど受けました、そのうち60社はこの最後の3ヶ月で受けました。
リクルートエージェントの担当のキャリアアドバイザーが、量をこなすことで質が上がることを教えてくれました。
何社も受けることで、自分の長所短所、面接の受け方、自分に合う職種などがわかってきます。
今から思うと、最初の1年8カ月はもったいない時間の使い方をしていました。
応募する→結果待ち→落ちる→他の企業を探す→見つける→応募する
上記のサイクルで活動していました。
それで1年8カ月間で10社しか受けていなかったのです。
もちろん、1年8カ月間ずっと転職活動をしていたわけではなく、落ち込んで休憩している期間も数カ月ありました。
しかし、こんな私のスローペースを変えてくれたのがリクルートエージェントのキャリアアドバイザーでした。
常に10社ほど応募していくように言われました。
それを続けていれば、1社落ちても他に10社くらいは応募している状態なので、どこにも応募していないという空白の期間がなくなります。
その結果、自分の長所短所、面接の受け方、自分に合う職種などをはっきりとわかってきます。
量をこなしていくうちに質が上がるのです。
一つ一つ丁寧にすることはいいことですが、1つ受けて落ちてから新しい企業を探して応募するということを繰り返していては、時が経ってもあまり多くの企業は受けれなくなります。
経験値が少ない状態になってしまいます。
私は慎重派なので、1社受けて落ちてから、次を探すことを繰り返したので、1年8カ月間に10社くらいしか受けていないという状態になっていました。
ですから、現在転職活動や就職活動をされている方は、是非量をこなしてください。
何社も同時に応募して適当だなとか、あわただしくて落ち着かないといった感情がわくかもしれません。
しかし、量をこなすやり方は、49歳で仕事をゲットした私が身をもって体験した最善の方法です。
量をこなすことで経験値が上がり、自己紹介、志望動機などを上手く話せるようになります。
もし昔のままスローペースでじっくりと転職活動を続けていては、私はいまだに転職は叶ってなかっただろうし、そうしているうちにどんどん年を取っていき、ますます転職しずらくなっていったでしょう。
おわりに
転職にしろ、専業主婦からの社会復帰にしろ、なかなか腰が重くて始められないことがあります。
一番しんどいのは、最初の第一歩です。
ここを勇気を出してやれば、私が経験したようにやっていくうちにやり方がわかってきます。
自分の長所短所・面接の受け方・自分に合う職種がわかるようになり、自己紹介・志望動機などを上手く話せるようになります。
是非最初の第一を踏み出して、前述した少しでも若いうちに量をこなして質を上げることをして行ってください。
それが最速で転職や就職を叶える方法です。
もっと若いうちにこのことに気付いておけばよかったと思いますが、これも私の人生です。
私の気付きが誰かのお役に立てるなら、これ以上嬉しいことはありません。。
皆様の成功を願っております。
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