今回は英語ペラペラになる方法であるParaphraseについて解説します。
はじめに
英語ペラペラとはとても曖昧な基準です。
人によってまちまちです。
初心者であれば、少し挨拶や自己紹介がでればペラペラだと思うかもしれません
上級者であれば、上手に話せていても本人はペラペラだと思ってないかもしれません。
今回は私が思う英語ペラペラの基準と、その手段であるParaphraseについて解説します。
英語ペラペラの基準
私は英検1級を持っており、ある人から見れば英語がペラペラかもしれません。
現在、英語を使う仕事をしており、私が英語を話しているのを聞いている人たちに、「英語ペラペラですね」と言われることがあります。
しかし、自分ではペラペラだと思っていません。
私自身は、話している分野によっては言いたいことがスムーズに言えることがあります。
しかし、全く話せないという分野もあります。
要するに得意分野とそれ以外の分野の英語でレベルに乖離があるのです。
得意分野に関してはかなり難しい単語も知っているし、知識があります。
しかし、それ以外の分野では、単語をあまり知らないし知識もありません。
ですから、ある分野ではペラペラとも言えなくはないですが、割合で言えばペラペラな分野はそんなに多くありません。
Paraphrase:英語がペラペラになる手段
私が思う英語がペラペラになる方法は、2つあります。
1つがParaphraseで、もう一つがChunkを使うです。
今回はParaphraseについて解説します。
Paraphraseとは、別の言い方で言い換えるという意味です。
ある事柄を説明するとき別の言い方をするのです。
以前、英会話の先生と思春期について話している時でした。
”私の娘は思春期だ”と言いたかった私は、一生懸命”思春期”の英語表現を思い浮かべようとしていました。
しかし思春期の英語表現であるadolescenceやpubertyと言う単語が出てきませんでした。
そして、その代わりにat a difficult ageが頭に浮かび、それを使いました。
するとちゃんと伝わりました。
例文)
私の娘は難しい年ごろだ。(要するに思春期だ。)
My daughter is at a difficult age.
これをparaphraseと言います。
英語に限らず外国語が上達するために大切なことは、このparaphraseができるかどうか、もっと言うなら瞬時にできるかどうかということです。
自分が言いたいことを英語でなんて表現していいかわからないとき、他に表現方法はないかな?と考えます。
そして、会話の流れを止めることなくparaphraseした表現を使うのです。
言いたいことを何て表現していいかわからない時に、瞬時にparaphraseができる状態を、英語がペラペラだと言えると思います。
きちんとした表現を使わなくても、言わんとすることが相手に伝わる。
話すことを止めずに、スピードも落とさない。
知らない単語や表現はあるけれども、それでも言いたいことを相手に伝えられることが、ペラペラの状態になっているということだと思います。
Paraphraseが上手くなる方法
英語ペラペラになるために大切なparaphraseが上手くなる方法を解説します。
実際の会話の中で、そのスピードを落とすことなく自然に話し続けられるようにparaphraseすることが大切です。
そのためには語彙力が必要です。
語彙力があれば、paraphraseするための選択肢が増えます。
そして、そもそもドンピシャの表現が言えるので、paraphraseする必要もなくなります。
もう一つ、paraphraseが上手くなる方法にアウトプットの場数を踏むということもあります。
英会話を習ったりして、英語を話す機会をたくさん持ちます。
何を言っていいかわからない時、必死になって他の言い方を考えます。
そういう経験をたくさん積むことが大切です。
実際にそういう状況になってみないとわからないことがたくさんあります。
だからなるべく多く、そういう経験をたくさん持つことが大切です。
おわりに
今回は英語ペラペラになる方法の一つParaphraseについて解説しました。
Paraphraseが上手くなるためには語彙力と場数をたくさん踏んむことが大切です。
是非、参考にされて英語力の向上に役立ててください。
ペラペラになるためのもう一つの方法Chunkについては、こちらをご覧ください。
関連記事
47歳で英検1級に合格しました
コメント