[UnsplashのTowfiqu barbhuiyaが撮影した写真]
はじめに
英検準1級や1級に合格するために、何が一番大切か。
それは、ずばり「モチベーションの維持」です。
もちろん、頭の良さや要領の良さも役に立ちます。
でも、長く険しい道のりの中で何度も訪れるスランプや気持ちの落ち込みに、淡々と向き合い、努力を続けられる力は、モチベーション以外にありません。
今回は、私自身の経験をもとに、モチベーションを保つための方法をお伝えします。
モチベーション維持の方法
憧れの人をもつ
自分より英語力が高い人、できれば「かなり上」の人を憧れとして心に置くことは、大きな刺激になります。
私の場合は、Atsu EigoのAtsuさん。
彼のYouTubeを初めて見たとき、日本生まれ日本育ちでここまで英語が話せるようになるのかと、衝撃を受けました。
スランプのたびに彼の動画を見て、「私もやればできる」と思い直し、前を向くことができました。
モットーをもつ
私のモットーは、「目の前のことができないのに、未来の大きな目標は達成できない」です。
英検1級という大きな目標に向かうには、毎日単語帳を5ページ覚えるという地道な努力が欠かせません。
それをやらずして、合格はありえないのです。
あなたのモットーは何でしょうか?
ぜひ、自分だけの言葉を見つけてみてください。
私が好きな言葉をいくつかご紹介します:
- 千里の道も1歩から
- 未来は今つくられる
- 成功の種をまく
どれも、今この瞬間の行動が未来につながるという意味です。
とりあえず始める
勉強が億劫なときもあります。
そんなときは「とりあえず始める」ことが大切です。
「単語1ページだけ覚えよう」と思って始めると、気づけばいつも通り5ページ終わっていることが多いです。
最初の一歩が一番重い。
でも、その一歩さえ踏み出せば、後は勢いで進めることができます。
少し手を付けてから置いておく
これは仕事中に発見した方法です。
難しい仕事に取りかかる前は、いつも気が重かったのですが、一度手を付けてみると「思ったより大変じゃない」と感じることが多かったのです。
やる前は嫌だったことも、少し触れてみると嫌ではなくなる。
この性質を利用して、あえて少しだけ手を付けてから置いておくようにしています。
英検の勉強でも、たとえば面接対策を始めるときに、まずは「面接の流れを解説する動画だけ見る」といった軽いスタートを切ることで、次に取りかかるハードルがぐっと下がります。
好循環に入る
こうしたモチベーション維持の方法を実践していくと、少しずつ実力がついてきます。
3ヶ月ほど継続すると、「あれ、前より読める」「聞き取れる」といった成長を感じる瞬間が訪れます。
この流れを淡々と続けていくと、以下のような好循環に入ることができます:
- モチベーションを保ちながら努力を続ける
- 3ヶ月ほどで実力の伸びを感じる
- 嬉しくなって、さらにモチベーションが上がる
- もっと努力できるようになる
- そして、やがて英検準1級・1級に合格する
私は40代半ばで英語の勉強を始め、47歳で英検1級に合格しました。
振り返ると、その期間はまさにこの好循環の中にありました。
実力は螺旋を描くように上がっていきます。
1段上がるまでには1周しなければならず、その途中では停滞しているように感じることもあります。
でも、愚直に続けていれば、ある日ふと「前よりできる」と実感する瞬間が訪れます。
毎日の成長は1ミリずつ。
実感はないかもしれません。
それでも、気づけばエベレストのように感じていた英検1級の壁を越えていたのです。
この経験から、モチベーションの維持こそが、合格への最大の鍵だと確信しています。
おわりに
今回は、英検準1級・1級合格への道のりにおいて、最も大切な「モチベーションの維持」についてお話ししました。
心が折れそうなとき、迷いが生まれたときには、ぜひこの記事を思い出してください。
47歳の私が、実体験を通して得た方法です。
今、難しい挑戦に向かっているあなたの努力が、必ず未来につながります。
心から、応援しています。
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